「第5回 シルバースタイン クラリネット コンテスト」が終了いたしました。
年齢や住んでいる場所に関係なく才能あるミュージシャンを発掘すること、またアマチュアミュージシャンに対して金銭的、地理的な制約がなく、世界規模でパフォーマンスを行うステージを提供することを目的とするオンラインコンテスト。
現代のクラリネット界をリードする著名なアーティストたちが同コンテストの趣旨に賛同し、ボランティアで審査に参加しています。
この度、ジュニア部門とシニア部門5名ずつ計10名のグランプリ&特別賞と、他5名ずつの「SHINING TALENT AWARDS」が選出されました。
彼らのハイレベルな演奏はSilversteinWorksのYoutube公式アカウントにて公開されています。
来年も開催予定の当コンテストの参加資格はプロアマ問わず、クラリネット奏者であることのみ。パスポートも旅費も必要ありません。ぜひ皆さまの来年のコンテストへの参加をお待ちしております。
結果詳細はこちら(SilversteinWorks HP)
***受賞者の演奏を一部ご紹介いたします。***
ジュニア部門グランプリ Christopher Dechant さん
シニア部門グランプリ Milosz Szczotka さん
最後に、主催するSilverstein Works社社長のカルヴィン・ソン氏が当コンテストに寄せたコメントをご紹介いたします。
参加者、審査員、そしてシルバースタイン クラリネット コンテストを応援してくださる皆さまへ
第5回シルバースタイン・クラリネットコンテストの入賞者を発表できることを大変嬉しく思います。
今年もまた、音楽性、個性、情熱の活気に満ちた素晴らしい年であったと、審査員一同、そして私自身も感激しております。この多様性は私たちにとって特に重要です。なぜなら、多様性こそが、このイベントを本質的にユニークなものにしている重要な要素だからです。
コンペティションという形式のもと行われるシルバースタイン・クラリネットコンテストの真の目的は、そうでなければ注目されないかもしれない音楽家の魂を世に紹介することです。若いクラリネット奏者が歓迎されないと感じたり、夢を追う意欲がわかないと感じたりする理由はいくつもあるでしょう。ただ、私たちが知っているように、音楽には国境も偏見もありません。音楽は普遍的なものです。だからこそ私たちは、どこからでも誰でも参加できることを固く信じ、それを継続していきます。
今年は世界25カ国から出場者が集まり、55人の審査員にご協力いただきました。これまでで最も多様な民族の受賞者が出ました。今年は実験的に1ラウンド制にしましたが、来年は以前のように2ラウンド制に戻す予定です。
審査員の方々には、ご自身の知識と時間を惜しみなく提供していただき、クラリネット界のために無私の精神を発揮していただいたことに感謝いたします。毎年毎年、私たちは彼らの献身に心から感謝しています。私たちは審査員をコンテストの "ホスト "と呼んでいますが、それは彼らがこのビジョンとプロセス全体において最も主導的な役割を担っているからであり、毎年光栄に思っています。
最後に、出場者一人ひとりにお礼とお祝いを申し上げるとともに、彼らの勇気と情熱に賞賛の意を表したいと思います。皆さんの音楽は、私たち全員を鼓舞し、クラリネット音楽の世界でこれから起こるであろうことに大きな希望を与えてくれました。あなただけの、そして誰にとっても大切な音楽を創造するための旅路で、皆さんがベストを尽くされることを祈っています。
敬具
Calvin Son/ President
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